ご利用者様の声
効果事例-3 自力でトイレでの用を済ませられるようにしたい 主な疾患:脳出血左片麻痺
G様(男性、70歳代)
■ ご本人の希望:
自力でトイレでの用を済ませられるようにしたい
■ ご本人の声:
麻痺している左足を右足でかばっていたら右の足首が内返しになってしまい足裏が床につかなくなって
立つことが難しくなりました。歩くとまでは言いませんが、せめて立つことだけでも出来るようになりたいです。
- 車いす座位時の姿勢
- 足の状態
優先順位として、まずは随意性のある右足に力を入れられるようにしていきましょう。
背もたれのない状態で座位を保持出来ることが課題です。座位姿勢が安定しない方は
立位ではもっと安定しませんので。そのために、下記の三つにアプローチします。
①極力右足関節を正常位に戻す
②膝を伸ばす筋肉(大腿四頭筋)に力を入れられるようにする
③両膝が外向きにならないようにする
背もたれのない状態で座位を保持出来ることが課題です。座位姿勢が安定しない方は
立位ではもっと安定しませんので。そのために、下記の三つにアプローチします。
①極力右足関節を正常位に戻す
②膝を伸ばす筋肉(大腿四頭筋)に力を入れられるようにする
③両膝が外向きにならないようにする
-
①関節可動域訓練
足関節や足指を受動的に屈伸させて
筋肉を柔らかくしていきます。 -
②抵抗運動
動かしたい方向に抵抗をかけ
筋力をつけていきます。 -
③座位保持訓練
背もたれに寄りかかったり離れたりし、
いろいろな方向から身体を押して
重心移動させます。
- 車いす→プラットホーム端座位での姿勢
- 足の状態
以前は背もたれがないと座位姿勢を保てませんでしたが、
足裏が床につくようになり踏ん張りが出来るようになりましたね!
足裏が床につくようになり踏ん張りが出来るようになりましたね!
足首に関して言えば、時間をかけて可能な限り正常位に戻していくように
しています。ガニ股にならない中間肢位、膝を伸ばす力を持続出来るようにする。
そして立位をとってバランスを保つ。段階付けをしていきましょう。
しています。ガニ股にならない中間肢位、膝を伸ばす力を持続出来るようにする。
そして立位をとってバランスを保つ。段階付けをしていきましょう。
ご利用者様の声
痛いし疲れるけど、これも自分のため。自分の目標達成のためにもしっかりとトレーニングしていきます。
これだと足に力が入れにくそうですね。